システム障害の発生で、東京証券取引所で10月1日、全銘柄の株式売買が終日停止になった影響で、新聞各紙の10月2日の朝刊では、株価データの面を休載したり、データを「ー」として掲載するなどの措置をとった。
株価データは「ー」
産経新聞、日本経済新聞、読売新聞は、株価のデータを「ー」と表記し、掲載した。
この紙面に対しインターネット上では、「日経朝刊証券面は永久保存にする」「今朝の日経も驚き」「記念になるんじゃないかと思って買ってきた」「日経の証券欄は壮観」「こんなの初めて見た」「掲載する必要があるのか」などと反響が広がっている。
掲載見送りも
朝日新聞、毎日新聞、東京新聞はデータの掲載を見送り、いずれも一面でその旨を説明していた。
例えば朝日新聞は「東証の売買がとまった影響で、株式欄の大部分は休みます」などと記載している。