日本航空(JAL)は9月18日、空港や機内で使われるアナウンスの「Ladies and Gentlemen」の文言を10月から廃止すると発表した。
変更の理由は「ジェンダーニュートラルな表現にするため」としている。
今回のアナウンスの変更は、「性別」を前提とした敬称を見直したものだ。
JALは性別や年齢、国籍、人種、障がいの有無などに関わらず、多様な人財が活躍する環境作りを目指し、多様性を尊重した経営に取り組んでいる。
「ジェンダーニュートラル」を目指す動きでは2019年、女性の客室乗務員の制服に「パンツ」を着用するスタイルを採用した。
パンツスタイルの導入の意図について、JALの広報担当者は「多様性を認める社会が広がりつつある中での、選択肢を広げる意図としての1つの形です」としていた。