気象庁は9月6日、午前9時半から台風10号に関する記者会見を開き、鹿児島県への特別警報の発表の可能性は「低い」としたものの、引き続き最大級の警戒をするよう呼びかけた。
台風10号は午前9時50分現在、奄美大島の南東約130kmの海上にあって、1時間に20kmの速さで北に進んでいる。
気象庁
台風10号は、6日夕方から7日朝にかけて九州に接近するとみられ、九州、四国、近畿、東海にかけての太平洋側の広域で雨が強まる見込み。
気象庁の担当者は6日午前9時半の会見で、台風10号について以下のように話した。
「昨日午前中に、鹿児島県に特別警報の発表の可能性について言及しておりましたが、現状ではその可能性は低くなっております。しかし、予想した最大瞬間風速や雨量については大きな変化はございません。この情報を安心要因とは取らず、最大級の警戒を引き続き行っていただきたいと思っています。」
どの地域が暴風域に入る？気象庁の予想は
気象庁の発表によると、120時間以内に台風の暴風域に入る確率が0.5%以上ある地域は、6日9時現在で、以下の通り。（※今後の台風の進路などの状況によって更新される場合があります。最新の情報を確認するようにしてください。）
福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、鹿児島県
島根県、山口県、愛媛県