2025年の大阪・関西万博のロゴマークがネットユーザーから好評だ。
セル(細胞)をコンセプトに「いのちの輝き」を表現したものだが、その奇抜な見た目から、さっそく様々なあだ名がつけられるなどしている。
万博のロゴは大阪府のシマダタモツさんが代表を務める「チームイナリ」が考案したもの。朝日新聞デジタルによると、シマダさんは1970年の大阪万博で展示された岡本太郎さんの「太陽の塔」に衝撃を受け、細胞を表現した赤い円や楕円の連なるロゴを作り上げたという。
個性あふれるデザインは、さっそくネットユーザーのお気に入りと化した。
円環状の形をもじって「ミスタードーナツ」の人気商品「ポン・デ・リング」や東ハトの「キャラメルコーン」に例えられたほか、Twitterでは「コロシテくん」というあだ名(?)がトレンド入り。
元ネタは不明だが、SF作品などで、力を求めるあまり改造手術などに手を出し(あるいは無理やり改造され)哀れにも原型を失ってしまったキャラの姿が浮かんでくるようだ。
さらに、フジテレビ系「ひらけ!ポンキッキ」でおなじみのムック(赤い方)も反応し、「このロゴを見た時に『あれっ?わたくしかな?』かと思いました!」とツイート。赤い体にギョロリとした目は、確かに似ていなくもない。
また、南米原産の植物で、飲料などにも使用される「ガラナ」と似ているという指摘も。画像を見ると、確かによくわかる...。
そのほか、ロゴを題材にしたドット絵や擬人化したキャラなどが次々に投稿され、二次創作の素材として活況を呈している。
奇抜さやユニークさが評価され選ばれたというこのロゴだが、発表から一夜にしてネットを中心に多くの人に注目され、愛されているのは間違いなさそうだ。