「ドルチェ&ガッバーナ〜のその香水のせいだよ〜」という、耳に残るフレーズが話題となり配信音楽チャートを席巻している瑛人さんの『香水』。
だが、瑛人さんは「自分では香水は買ったことがない」とドルチェ&ガッバーナ ビューティーとの公式インタビューで明かしている。その理由は、とても個性的なものだった。
ドルチェ&ガッバーナ ビューティーによる瑛人さんへの公式インタビューは、8月7日に@cosmeブログに掲載された。
瑛人さんが『香水』でブレイクを果たしたのは2020年だが、発表されたのは2019年4月だった。注目を浴びたきっかけはTikTokだったという。
“ドルチェ&ガッバーナの香水”という具体的なブランドのものが、なぜ歌詞に出て来るのか。
その経緯について、瑛人さんは以下のように明かしている。
もともとハンバーガーショップで働いていて、そこのオーナーがドルチェ&ガッバーナの香水を使っていたんです。偶然にも僕がその香水を預かることになって、普段は香水とか使っていなかったのですが、その香水を少し使ってみたりして、印象に残っていた。歌を作っているときに、たまたまその香水を思い出して「ドルチェ&ガッバーナ」と歌ってみたんです
ちなみに、瑛人さんによると、曲に登場するモデルとなった香水は現在は販売されていないものだという。
続けて、瑛人さんは香水にまつわる驚きのエピソードを明かした。
自分では香水は買ったことがないんです。ハチが寄ってきちゃいそうで。(笑)結構高いですしね
実は、自らは香水を購入したことがなかった。そしてその理由も、どこか個性的なものだった。
しかし、瑛人さんの曲は、世間の人々の“ドルガバの香水”の購買意欲を掻き立てた。
「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ」のフレグランスを取り扱う株式会社資生堂の発表によると、20~30代の「新規」の客の店舗来訪が増え、さらには同じ商品を取り扱うECサイトへのアクセスが集中し、在庫が完売してしまう状況が一時的に発生したという。(※現在はすでに販売を再開している)
瑛人さんは、曲が大ヒットしている現状について、「今はまだまだ歌が独り歩きしている感じなので、これからもっと自分の音楽を知ってもらいたいです」と語っていた。