中国外交部は7月24日、四川省成都にあるアメリカの総領事館の閉鎖を命じたと明らかにした。
7月21日にはアメリカ政府が中国に対し、テキサス州ヒューストンの総領事館を閉鎖するよう求めていた。国営新華社によると、中国外交部は成都の総領事館への閉鎖命令について、「アメリカの理不尽な措置への正当かつ必要な対応だ。国際法と国際関係の基本準則に合致している」と主張。
そして「現在の局面は、中国としては望まないものだ。責任は完全にアメリカにある」とし、ヒューストンの総領事館に対する閉鎖要求の撤回を改めて求めた。
公式サイトによると、成都のアメリカ総領事館は1985年に開設。四川省、雲南省、貴州省、チベット自治区、重慶市を担当エリアとしている。