6月にジャニーズ事務所を退所した手越祐也さんが、楽曲制作を共に手がける「相方」を募集すると開始した。7月9日に自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿し、プロジェクトの概要を発表した。
手越さんは、6月19日をもってジャニーズ事務所との専属契約を解除し、独立。その後、TwitterやInstagram、YouTubeなどで公式アカウントを開設し、自身の記者会見の様子をライブ配信するなど、ネットを駆使して積極的な発信を続けている。
「今までできなかったプロジェクトをやりたい」
動画で手越さんは、「退所して、独立して、SNSを始めて。SNSってやっぱりハンパねぇなって思う」と吐露。「ファンだったり、ファンじゃない人からメッセージがきたり。Twitter、Instagram、YouTubeもそう。すごいたくさんの方が見てくれてるじゃない、ありがたいことに」と、ネット上での反響に感銘を受けた様子だった。
SNSを使って、「今までできなかったプロジェクトをやりたい」と考えていたという手越さん。「18年間歌い手としてやって来て、自分の中の今後の活動の柱に音楽活動をおきたい。どういう風に音楽活動を続けるか考える中で、いいアイデアが閃いた」と語り、音楽制作を共に手がける「相方」を募集するプロジェクトを発表した。
プロジェクトでは、プロアマや曲のジャンルを問わず、手越さんが歌う楽曲を作詞作曲してくれる人を募集する。採用された場合は作詞、作曲者としてクレジットを掲載し、印税も払われるという。
募集期間は動画配信日の7月9日から1カ月で、Googleアンケートフォームで受け付けている。
手越さんは、「作詞作曲の夢を描いている人とか、僕と手越祐也プロジェクトに賛同してくださっている方と、お互い切磋琢磨してスターになろうぜ」と呼びかけた。
手越さんは6月23日の記者会見でも、ジャニーズ事務所退所後の活動について、「歌は主軸として続けていきたい」と話している。「楽曲のビジョンは僕の中にあるので、近い将来、インスタやツイッター、ファンクラブで発表していきたいと思います」と語っていた。
動画では、ディナーショーやライブの開催や、十数曲を収録したアルバムを制作する構想も明かした。
YouTubeチャンネル登録者数は100万人超え 異色を放った自由な発信続ける
前述したように、手越さんはジャニーズ事務所から独立以降、SNSを使って積極的に発信を続けている。特にYouTubeでの活動は目覚ましい。
自宅でのモーニングルーティンを公開するなど、日常を惜しげもなく披露。モーニングルーティンの動画は再生回数が500万回以上を記録し、反響を呼んだ。
チャンネル登録者数は、会見を開いた6月23日時点(午後5時)で約15万人だったが、7月4日までに100万人を突破。元「ジャニーズタレント」としては異彩を放つ、自由なコンテンツを発信し、ファンを楽しませている。
今回の「相方」募集プロジェクトも、その一環と言えるだろう。YouTubeのコメント欄では、「新しいこと始めようとする人は純粋に応援したくなる」など、好意的な声が寄せられている。