台風7号の接近や梅雨前線の停滞により、西日本を中心に広い範囲で記録的な大雨となり、多くの犠牲者を出した西日本豪雨(平成30年7月豪雨)から、7月6日で2年を迎える。
内閣府防災情報のサイトによると、1府10県に特別警報が発表、各地で河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、1府13県で200名を超える死者・行方不明者が出た。さらに、電気、水道等のライフラインや、道路、鉄道等の交通インフラにも甚大な被害が発生した。
建物への被害も大きく、2年たった現在も、その爪痕は残っている。朝日新聞デジタルによると、広島・岡山・愛媛の3県では、プレハブなどの仮設住宅や民間賃貸住宅を借り上げた「みなし仮設」住宅に、約1760世帯が残っているという。
被害状況を、当時の写真から振り返る。