東京都の小池百合子知事は、新規感染者数が急激に増加したことを受け緊急記者会見を開き、「感染拡大要警戒の段階」として警戒を呼び掛けた。
都は新たに107人の新規感染者が確認されたと発表。7月2日午後、新型コロナウイルスの対策会議を開催した。
都は新たなモニタリングの項目として
1感染状況 2医療提供体制
の二つを柱としている。対策会議では、感染状況について、感染経路の不明者の増加人数を踏まえ「感染が拡大しつつある」段階にあると分析した。
一方、医療提供体制については、「体制強化の準備が必要」の段階にあるとした。小池知事は「専門家の分析を踏まえ、第2段階目の”感染拡大要警戒”の段階にある」と述べた。
このほか、新宿・池袋エリアで多数の新規感染者が確認されていることや、感染経路別では「夜の街関連」が多いことなどを報告した。
小池知事は「夜の繁華街への外出は控えてほしい。接待を伴う飲食店だけでなく、若年層の会食でも感染者が出ている。是非とも注意いただきたい」と述べた。