『風の谷のナウシカ』に憧れて「ほら、怖くない」とインコに言った。劇場上映で振り返る編集部員の面白エピソード集

ジブリの人気作品が映画館で上映されるというニュースに、ハフポスト日本版編集部内で吹き荒れたのがナウシカの「真似」をしていたという部員たちの告白だ…。みなさんは、どうでしたか?

ジブリの人気作品が6月26日から、全国372館で上映されるというニュースが入ってきた

途端に、ハフポスト日本版編集部内で吹き荒れたのが「風の谷のナウシカ」を見て、映画のシーンの「真似」をしていたという部員たちの告白だ…。

(正確には、ほとんどの部員がリモートワークなので、Slackのあるチャンネルがナウシカ話で埋まった)

メーヴェに乗るための訓練や、名台詞の真似、やりすぎてご近所さんから指摘された経験まで…。

ハフポスト日本版の記者たちが振り返るナウシカとの思い出。

読者の皆さんは、どうでしたかーー?

 

子どもの頃に真似していたこと

・ナウシカになりたすぎて「訓練」していた。蟲笛(むしぶえ=ナウシカが使う特殊な笛)みたいなのを作って振り回したり、生き物に脳内で話しかけたり、メーヴェの姿勢を練習したりしていた。結構、頑張った

 

・ナウシカとキツネリスのテトのシーンに憧れて、おばあちゃん家のインコに指を噛まれた時、「ほら、怖くない。怖くない」と言ってみた。インコは懐かなかった

 

・キツネリスをユパさまから譲り受ける時のセリフ「この子私にくださいな」は、何度も真似した

 

・メーヴェに乗る姿勢を妹と一緒に練習した

 

・メーヴェに乗るために、「風をよむ」練習をしていた


・チコの実に憧れた

 

・ナウシカが、腐海でマスクを外すシーンは、一緒に息を止めた。空気を吸わないように頑張った

 

 ・メロディーが有名な「ナウシカ・レクイエム」は、声音を真似しながらよくハミングしていた

 

・クロトワの台詞が好きで真似した。「短けえ夢だったなあ」「腐ってやがる、早すぎたんだ」 

 

冒頭の「自主練」に励んでいた部員は、『となりのトトロ』のトトロにしがみつくために、ソファーや布団にしがみつく練習もしていたそうです。

 

 

子どもの頃にやりすぎたこと

・「ナウシカ・レクイエム」が好きすぎて、夕方のピアノの練習の時間に毎日弾いていたら、両親から「もう少し明るい曲にしてくれ」と言われた。さらに、近所の人からも「夕方になると毎日ナウシカの曲が流れてきますよね…」と言われた。

 

・レンタルビデオ店で、毎週ナウシカのビデオを借りていた(おそらく50回以上)、母親についに怒られた。「同じものばかり、もったいない」

 

大人になってもやってること

・大学生になっても、巨神兵の真似を友達としていた

 

・赤いランプが並んでいるのを見ると、「怒りに我を忘れている しずめないと」と心の中で言う(作中に、怒ると目の色が赤くなる蟲が出てくる)

 

・「働きものの手が美しい」という価値観はナウシカに教わった

 

・疲れた時、メーヴェを使って移動したら速いし、気持ちいいだろうなと妄想する

 

 ・とにかくナウシカみたいに優しくて強い人間になりたかった…でも無理だった…と思いながら生きている 

 

漫画版ファンの部員が語り出す

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漫画版「風の谷のナウシカ」
Akiko Minato/Huffpost Japan

ナウシカの漫画版を愛読する部員たちは、さらに思い出や考察を語り出した。うるさいことになっているので、その議論は割愛する。

が、この記事をまとめていたところ、漫画版のファンでもある男性部員(44)が、なぜか宮崎駿監督へのメッセージをSlackに書き込んでいた。実際は394文字のメッセージだったが、100文字程度に圧縮して紹介し、ハフポスト日本版編集部からのレポートは終わります。

「大学生になった時、原作漫画を読んだことで、『こんな深い作品だったのか』と一気にハマりました。アニメ映画はほんの序盤に過ぎなかったのですね。宮崎駿さんには是非、ナウシカの原作の続きをアニメ化してほしいのですが、かなわぬ願いでしょうか」

映画館でジブリ作品を観るのが楽しみです!