“未確認飛行物体“が仙台上空に出現。気象台も困惑「全くもって何なのか分からない状況です」

「UFOなのではないか」などと憶測が飛び交いTwitterでは「仙台上空」「未確認飛行物体」がトレンド入りした。
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正体不明の白い飛行物体(仙台市天文台の公式インスタグラムより)
仙台市天文台

「白い風船のような丸い物体が空に浮かんでいる...。」

宮城県仙台市の上空で6月17日の早朝、丸い形をした物体が浮かんでいるとの目撃情報が多数寄せられ、ネット上で話題となった。

物体を見た人の間では「UFOなのではないか」などと様々な憶測が飛び交い、Twitterでは「仙台上空」「未確認飛行物体」がトレンド入りした。

正体は一体、何なのか。

仙台市天文台は17日の午前6時前、公式インスタグラムに空に浮かぶ物体の写真を公開。

物体は、白い風船のような球体の下に、十字型のものが付いているように見える。

物体について、仙台市天文台は「現在、仙台上空南西に明るい光の点が見えています。拡大すると気球の様なものに見えます。動きは非常に遅いのでしばらく見られると思われます」と綴ったが、正体については特定できていなかった。

この日、宮城県仙台市の放送局・TBC東北放送の朝の情報番組『ウォッチン!みやぎ』(TBS系列)では、この白い飛行物体について紹介。

番組を観た人から「やっぱり、飛んでいたんだ!」などと話題となり、全国的に注目されることになった。

正体をさらに探るため、仙台管区気象台の観測課に話を聞いた。

観測課の職員は、物体の飛行は「確認しており、事実」とした上で、「一部の人から、観測気球じゃないかという憶測も飛んでいますが、少なくとも気象台が飛ばしたものではありません。正直、全くもって何なのか分からない状況です」とコメント。

また、正体不明の飛行物体の飛来情報は度々あるのかと聞いたところ、「ごく稀にありますが、極めて珍しいです」と答えた。

公的な機関でも解明できない「謎の物体」の飛行...。

正体が明かされるのを待ちたい。