競泳の池江璃花子選手が、所属するスイミングクラブのヘッドコーチのもとで競技への復帰を目指す。所属事務所が6月16日、ウェブサイトで発表した。
池江選手は2019年2月に白血病を公表。10カ月の入院期間を経て同年12月に退院し、20年3月からプールでの練習を再開している。
所属事務所「ルネサンス」の発表によると、池江選手が今後指導を受けるのは、ルネサンス所属の西崎勇コーチ。西崎コーチは、リオデジャネイロオリンピック代表の持田早智選手を指導した実績がある。現在は同社競泳強化部の競泳ヘッドコーチを務めているという。
池江選手は、東京五輪を断念し、24年パリ五輪を目指す考えを明らかにしている。所属事務所の発表によると、通院での治療を継続しながら競技復帰を目指すという。ルネサンス所属の他の選手と共に、プールでの練習や筋力トレーニングなどに取り組む。