お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんが6月7日、自身のTwitterで「中咽頭(ちゅういんとう)がん」の治療のため、約2ヵ月間入院することを明らかにした。
ワッキーさんが所属する吉本興業の発表よると、ワッキーさんは4月上旬に首にしこりのようなものを感じ、都内の病院で何度か検査を繰り返した結果、初期の中咽頭がんだと分かった。がんは、ステージ1だという。
医師との相談の結果、外科手術はせず、化学療法などで治療することが決まったという。6月8日から7月下旬まで入院し、8月末まで休養する予定だという。
相方ヒデさん「復帰後のギャグをどうぞ楽しみに待っていて下さい」
相方のヒデさんもInstagramを更新し、「ファンの皆様、関係者の皆様、ご心配をおかけしまして申し訳ございません。本人も前向きに治療に専念致しますので、温かく見守って頂けたら幸いです。復帰後のギャグをどうぞ楽しみに待っていて下さい。何卒宜しくお願い申し上げます」と投稿した。
中咽頭癌とは?
国立がん研究センターのサイトによると、咽頭は、鼻の奥から食道までの飲食物と空気が通る部位で、筋肉と粘膜でできた約13cmの長さの管(くだ)のこと。咽頭は上咽頭、中咽頭、下咽頭の3つの部位に分かれており、中咽頭にできたがんを中咽頭がんという。
中咽頭がんと診断される人は男性に多く、女性の5倍近くにのぼるという。