FacebookがGIF共有サービス大手GIPHYの買収を発表しました。今後、Instagramチームの一部になるとのことです。
GIFアニメは欧米ではSNSなどのコメントでよく利用されており、最近では日本でも見かけることが増えてきました。Instagramに限らず、FacebookやMessengerなどでもよく利用されており、Facebookによると、これらのFacebookファミリーの利用だけで、GIPHYのトラフィックの50%を占めているとのことです。ちなみに、Instagramはそのうちの半数(全体の25%)で、GIPHYがInstagramチームに組み込まれるのは自然な成り行きなのかもしれません。
Facebookによる買収後も引き続き、ユーザーはGIFアニメをアップロードでき、開発者やAPIパートーナーはGIPHYのAPIを継続して利用できるとのこと。GIPHYは「GIPHYをより広いエコシステムでオープンに利用できるようにしていきます」とリリースの中で書いています。
なお、買収額は明かされていませんが、米ニュースメディアのAXIOSは買収額は4億ドル(約430億円)だったと報じています。
(2020年5月19日 Engadget日本版「Facebook、GIF共有サービスのGIPHYを買収」より転載)