『逃げ恥』特別編、“未公開シーン”追加し放送へ。新垣結衣さん演じる主人公の名言「それは好きの搾取です」再び

みくりと平匡さん(新垣結衣さんと星野源さんの)“ムズキュン”が帰ってきます!
|
Open Image Modal
TBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』
TBS

新垣結衣さん主演で2016年に放送された連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が、5月19日から『逃げるは恥だが役に立つ ムズキュン!特別編』として放送される

放送は毎週火曜午後10時からで、放送回数は未定だが、未公開のシーンを追加して再編集したものを複数話にわたって届ける。

“恋ダンス”などが話題となり、社会現象を巻き起こしたドラマが帰ってくる。

ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』は、海野つなみさんの同名漫画が原作。

新垣結衣さんと星野源さんが共演した。

新垣さん演じる主人公の森山みくりが、星野さん演じる恋愛経験がない独身のサラリーマン・津崎平匡と“契約結婚”する。

「雇用主」と「従業員」として始まった2人の関係だが、同じ家で暮らす中で互いにこれまで抱かなかった感情が生まれ、絆が深まっていくというラブコメ作品だ。

当時、星野さんが歌う同ドラマの主題歌『恋』は大ヒットを記録。キャスト勢がエンディングで踊る”恋ダンス”は社会現象を巻き起こすほどのブームとなり、YouTubeなどネット上で「踊ってみた」動画をアップする人が続出した。

「それは好きの搾取です」。現代社会の様々な問題も描く

『逃げ恥』は、日頃から妄想しがちなみくりとシャイでウブな性格の平匡の恋の行方を中心に話が進んでいくが、他にも家族のあり方や働き方など、現代社会に潜むさまざまな問題も描かれていた。

“契約結婚”という従来の婚姻制度に縛られることのない「結婚観」や、女性が現代社会で直面する生きづらさ、個性豊かな登場人物が自身のコンプレックスと向き合う姿などが描かれ、視聴者の共感を集めた。

特に視聴者を惹きつけたのは、新垣さん演じる主人公・みくりの「それは好きの搾取です」「愛情の搾取に断固として反対します」という台詞だ。

平匡がリストラされたことをきっかけにプロポーズするというシーンに登場する台詞だが、「愛さえあれば何でもできる」という考え方に葛藤し、跳ね返すみくりの姿勢は多くの女性らの反響を呼んだ。

2019年12月末以来の再放送。今回の特別編ではどんな“未公開シーン”が登場するのか、注目したい。

Open Image Modal
新垣結衣さんと星野源さん
時事通信社