高知東生さんが俳優復帰を発表。依存症に苦しむギャンブラー役 「応援と後押しを頂いた」

現在は薬物依存症の啓発に繋がる活動を行う高知東生さん。ドラマでは、青木さやかさんや、元AKB48の鈴木まりやさんと共演する。
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ハフポスト主催のイベント「過ちを犯した人は笑ってはダメなのか」に登壇した高知東生さん。撮影は2020年2月22日
HuffPost Japan

2016年に覚せい剤の使用などで逮捕され、懲役2年執行猶予4年の判決を受けた高知東生さんが、5月11日、俳優業に復帰することを報告した。5月14日〜20日のギャンブル等依存症問題啓発週間に配信されるTwitter連続ドラマ『ミセス・ロスト~インタベンショニスト・アヤメ』にギャンブラー役で出演する。

高知さんは、現在、薬物依存症の啓発に繋がる活動を精力的に行っている。本作では、ギャンブル依存症の患者を演じ、共演者の青木さやかさんはインタベンショニスト(依存症回復の専門家)役、元AKB48の鈴木まりやさんはギャンブラーの妻役を務める。Twitterには、およそ30秒の予告映像もアップした。

Twitterで高知さんは、「色んな方から応援と後押しを頂いて、俳優の仕事をまたやることができました。監督から花束を受け取った時は嬉しくて思わず泣きました」と撮影現場でのことを振り返り、「事件を起こした俺と仕事をすることはリスクがあるにも関わらず、共演してくれた青木さやかさん、鈴木まりやさん、そしてスタッフの皆様方に心から感謝しています」と告げた。

また、「俺の復帰を最も喜んでくれ、勇気づけてくれたのは依存症から回復し続けている仲間たちでした」と、共に依存症と戦う仲間の存在を明かし、「このTwitterドラマがまた依存症で悩むご家族の役に立てるよう願っています」とも綴っている。