ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏が5月10日、シングルピアレントを支援する基金を創設したとTwitterで報告した。
基金は「前澤ひとり親応援基金」。第一弾として、1万人を対象に現金10万円を配るという。
前澤氏は、Twitterで「コロナでひとり親の皆さまは本当に大変。僕なりにできることします」とつづっている。
応援基金は、日本国内在住で、20歳以下の子供と同居している配偶者のいないひとり親を対象としている。前澤氏のアカウントのフォロー、投稿のリツイート、アンケートへの回答を求めている。
応募締め切りは5月15日午後11時59分で、入金は18日から開始する。公式サイトから応募できる。
10万円を送金する際、ひとり親であることを基金側が指定する方法で確認するという。
応募はひとり1回のみで、複数アカウントを作成して重複応募した場合は応募資格が失効となり、全件が無効となる。
応募が1万人を超えた場合は抽選となり、当選者のみにメールで結果を知らせるという。
公式サイトには前澤氏のメッセージが掲載され、基金立ち上げへの思いがつづられている。
「助けたいとか、救いたいとか、そういうボランティア的なことではない」と説明。「シングルママもシングルパパも、きっといろいろあった人たちなのに、なんか逞しくてたまに弱くて人間らしくて、素敵だなーっていつも思ってるのです」と打ち明けた。
「ひとり親の子は可哀想だなんていうのもきっと違う」ともつづった。
「この基金をとても前向きな基金にしたい」と強調し、「いろいろあった人たちが、堂々とそのカッコいい背中を子供たちに見せ続けられますように」と思いをつづった。