ランボルギーニが欲しくて... 5歳児が自家用車で買いに出かける。幹線道路で警察に見つかる

発見した警察官は「予想していなかったものを目にした」と驚いている。
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これが彼の道なのか、はたまた文字通り幹線道路なのか。

アメリカ・ユタ州で5月4日、5歳の男の子が車の運転席にいるのを取り締まり中の警察官が見つけたと、ユタ高速警備隊がTwitterで報告した。

男の子は驚く警察官に対して、母親がランボルギーニを買ってくれないことで喧嘩になったと説明。母親との口論の末に、自らカリフォルニアまでランボルギーニを買いに行こうと、家の車の鍵を持ち出したという。

高速警備隊は「彼の財布にはたった3ドルしかなかったので、購入資金は足りていなかったようです」と、続くツイートでつづっている。

男の子が乗っていた車を止めたリック・モーガンさんは、AP通信の取材に対して、はじめは飲酒運転や運転手に医療上の緊急事態でも起きているのかと思ったと説明。ところが車に近づいてみると、「予想していなかったものを目にした」と語っている。

モーガンさんはこう続ける。

「窓が開くと、運転席にいた運転手は若く、年齢が低いのが明らかでした。彼は車を停止させるためにブレーキペダルに足が届くよう、私がその場に立っている間、座席の前の端っこに座っていました」

 

 

モーガンさんは 、車を公園に移動させるのを手伝った後、エンジンを切り、男の子の両親を探し当てた。地元テレビ局のKUTVによると、男の子は自宅から2マイル(約3.2キロ)ほど移動していたという。

両親が仕事に行っている間、未成年の姉が自宅で男の子の面倒を見ていたが、「見失ってしまった」という。姉はKUTVに対して、面倒を見ている間に眠ってしまい、目が覚めたらこの悪夢のような状況だったと説明している。

「車がなくなっていました。彼もいない。そして鍵がなくなっていて....。何を考えていたのか分かりませんでした」

男の子の家族は地元紙に対して、男の子は過去にこのような行為をしたことがなく、どうやって車を走らせることができたのか分からないと話している。

男の子はこの出来事について話すのをためらっていたが、「運転が上手だと警察に言われた」と一言だけ語ったと、KUTVが伝えている。

ハフポストUS版を翻訳・編集しました。