中国の上海ディズニーリゾートは、公式SNSで5月11日から正式に営業を再開すると発表した。感染拡大予防のため、しばらくは入場できる人数を制限するなどの措置をとるが、大部分のアトラクションは解放される見通し。
上海ディズニーランドは1月25日から営業を停止していた。11日から再開されるにあたり、事前にチケットを購入し、入場予約をした人を対象に営業を再開する。
発表によると、大部分のアトラクションやショップ、それにレストランは営業を始める。一方で、一部のパレードなどは再開を見合わせるほか、キャラクターとの2ショットなどはできない。こまめな消毒なども呼びかけるという。
上海ディズニーリゾートは発表で、「感染コントロールは医療従事者の多大な努力と切り離すことはできません。彼らに敬意と感謝を表することを楽しみにしています」とコメントしている。
入場予約に必要なチケットは8日朝から発売される。
中国では観光地の再開が相次いでいて、政府が中国国内でおよそ7割の観光地が営業を再開したと発表したほか、北京市の世界遺産・故宮も観光客の受け入れを始めている。