北海道の鈴木直道知事は4月25日、Twitterを更新し、「#牛乳チャレンジ」というハッシュタグで牛乳や乳製品の消費を呼びかけた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、需要が落ち込んでいる生乳が廃棄される状況を救うためだ。
鈴木知事は、「新型コロナウイルス感染症の拡大で、生乳の需要が大きく減少しています。 乳牛は病気を防ぐために毎日搾乳する必要があります。 生乳の廃棄を防ぐため、牛乳乳製品を飲んでいる姿をSNSに投稿して、消費の呼びかけをお願いします」とツイート。
投稿には「#牛乳チャレンジ」というハッシュタグが付けられた。
ツイートに添付された動画では、まず1つ目のチャレンジとして、知事が大きめのコップ一杯に入った牛乳を一気飲み。
動画は続いて、次なるチャレンジへ。
「生乳が苦手な方でもいろいろな飲み方や調理でチャレンジできます」として、ヨーグルト・牛乳・砂糖を混ぜて作る『ラッシー』を作り、これも飲み干した。
ちなみに、ラッシーの簡単な作り方は、JA全農の広報部がTwitterで紹介しているので参考にしてほしい。
Twitterでは、鈴木知事の呼びかけに応じる形で、グビグビと牛乳を飲む様子を撮影した動画や実際に作った『ラッシー』の写真が数多くあげられるなど、盛り上がりを見せている。
牛乳や乳製品の消費を訴える取り組みは、農水省も公式YouTubeで行なっている。
動画では、同省の職員が“乳牛”の格好で出演。「毎日牛乳をモ~1杯」と呼びかけ、落ち込んでいる牛乳の消費を訴えた。
同省では、酪農家を支えるため、牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する『プラスワンプロジェクト』を4月21日から開始している。