布マスクは全戸配布に先立ち妊婦に配られていたが、カビや髪の毛の混入といった欠陥が相次いで発覚。その後、全世帯向け布マスクでも配布前の検品段階で同様の不良品が見つかり、問題となっていた。
両社はいずれも政府から要請を受け、海外の工場からマスクを調達していた。
興和は自社サイトで、「この度の事態を真摯に受け止め、未配布分につきましては全量回収の上再検品し、生産協力工場における検品体制への指導強化を行うとともに、国内での全量検品を行います」とコメントを発表。
伊藤忠商事も自社サイトで「輸出前の外部業者による検品、日本に輸入後も社員数十名の立ち会いのもと、専門業者による検品と三重の全量検品体制を敷き強化を図っております」と掲載した。