新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマスクが品薄になっているのを受け、東京都医師会が『縫わずに作れる!簡易マスクの作り方』を考案、型紙や作り方を公開しています。
相も変わらずマスクは手に入らないし、休校中の長男(小学4年)は暇そう…。工作要素も強いので、一緒に作ってみました。
<材料>
クリアファイル(一般的な厚みのもの)
はさみ
キリ(ペン先でも代用可)
ゴム(今回は輪ゴムを使用。使い捨てマスクのゴムなどでも可能)
フィルター素材(今回はペーパーナプキンを使用。キッチンペーパーなどでも代用可)
東京都医師会が考案した型紙(こちらからダウンロードしてください)
<作り方>
① 型紙をダウンロードして印刷し、左側のキリトリ部分を切り落とす
② 型紙をクリアファイルに差し込む。
・新品のクリアファイルがオススメです。
③ ──線と吸入口の►部分をハサミやカッターで切り取る。
・ズレないように、しっかり手で抑える。
・先に▶︎部分から切った方が、ズレにくい。
④ 点線部分の「折り線」を油性ペンなどでマーク。
⑤ 型紙を外して、クリアファイルを開き、上下の折り線をマークに合わせて内側にしっかりと折り曲げる。
・定規を使って折ると綺麗に折れます。
⑥ 型紙の図「折り位置・穴位置」にマスクの上下と左右の角を番号通りに合わせ、▪️マークの穴位置に外側からキリで穴を開ける。(画像左上、右上参照)
・必ず、マスクの表面(クリアファイルの外側)から穴を開ける。内側から穴を開けると、面倒なことになるので注意。
・穴はゴムが通せる程度の大きさ。穴が大きすぎると、紐が抜けやすくなります。
⑦ 穴に外側からゴムを通す(画像左下)。マスクの下部の角をあて 、点線に沿って内側に斜めに折り込みます(画像右下)。
⑧ サイズに合ったフィルターの型紙を選び、切り抜く。使用するガーゼやペーパーナプキンを型紙に合わせて切る。
・今回はペーパーナプキンを使いました。(ガーゼ、キッチンペーパー、ティッシュなどでも代用できます)
⑨ マスクの形に合わせてフィルターを折り込み、上下を両面テープで固定する。
・怪我をしないようにフィルターを外側に折るのがオススメです(画像右)
<完成です>
キリで穴を開けるの工程で間違って内側からキリを入れてしまい、穴を開け直したら輪ゴムが抜けやすくなり…と失敗はあったものの、ほとんどの工程を1人で頑張りました。
休校中の小学生の工作にオススメです。小さなお子さんには、カッターやキリを使う工程は大人が手伝ってあげた方がいいかもしれません。
布や不織布と比べると少し硬い素材のマスクですが、意外にも痛みや息苦しさはないそうです。
両面テープを剥がせばフィルターが交換できるので衛生的です。クリアファイルは洗浄、消毒しながら利用しましょう。
都医師会によると「この簡易マスクはウイルス飛散予防の応急用を目的としたもので、完全に感染を防げるものではありません」としています。作り方の動画も公開しているので、参考にしてみてください。
フィルターにお気に入りの柄や色を選べば、子どもでも楽しんで利用できそう。
クリアファイルのカラーを変えてみるだけでも、印象が変わりそうです。
▼東京都医師会による簡易マスクの作り方はこちら。
▼マスクの型紙はこちらからダウンロードできます。