テニスの大坂なおみ選手が3月28日、自身のTwitterで東京オリンピック・パラリンピックが延期されたことに対する思いを投稿した。
投稿は、日本語と英語で書かれたメモのスクリーンショット画像が添付されている。
大坂選手はまず「オンリピック延期のニュースが報道された数日前から、自分の思いをどうやってみんなに伝えるのか考えていた」と切り出した。
自分にとって母国開催のオリンピックの重要性にも触れ、延期に対して「残念という言葉だけでは言い表せない気持ちです」と心境を明かした。
それでも、出場を目指す選手として「私をはじめ、すべてのアスリート達は2021年の舞台に向けてトレーニングに全力を注ぐ事と思います」と前を向いた。
一方で、新型コロナウイルスの世界的感染拡大を踏まえて「しかし、今私達がしなければいけないことはスポーツを救う事ではなく、世界中の人々が人種や国籍の壁を越えて、数多くの命を救うのが一番大切なことです」と強調。IOCや日本側の延期判断に理解を示した。
日本の人たちに向けて「2021年に我が国の美しさを 世界の皆様に見せましょう。それまで、どうか健康に気を付けて、思いやりの心を忘れずに、みんなで頑張りましょう」と呼びかけた。