2020年7月に開催を予定していた東京オリンピックについて、国際オリンピック委員会(IOC)は3月24日、「2021年夏までに日程変更する必要があると結論付けた」と発表した。日本時間午後8時過ぎから行われていた安倍首相とIOCのバッハ会長の電話会談で、1年程度の延期で合意していた。
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会が3月24日夜に行なった会見で、すでに購入済みのチケットについて、「結論は出ていないが、すでに入手された人、ボランティアの資格を取られた人に対して、十分に配慮したやり方を考えていきたい」と語った。
武藤敏郎事務総長は「同じ競技が間違いなく行われることになるので、日にちが違うとか転勤などの事情で行けなくなることも起こるかもしれないので、ご迷惑をかけない形を検討したい」と語った。