3月8日の国際女性デーに向けて、メディアの枠を超えて連携するプロジェクトが始まりました。
今年2020年の3月8日は、令和で初めての国際女性デー。
2020年は、2003年に政府が「2020年までに、社会のあらゆる分野で指導的立場の女性を少なくとも3割に」と掲げた『202030』のゴールの年であり、1985年の男女雇用機会均等法制定から35年の節目でもあります。
1997年、共働き世帯の数が専業主婦世帯を上回ると、21世紀に入ってからは女性活躍やダイバーシティなどの言葉も広く浸透するようになりました。男性社員の育児休業や、パラレルワークなど、多様な働き方も広がっています。
女性を取り巻く社会の環境は、少しずつ、でも確実に変化しつつあります。
でも、まだまだ十分ではありません。
上場企業3490社の女性役員比率はわずか4.2%。
日本の衆院議員の女性比率は10.11%で、193カ国中162位。
男女格差を国別に比較した「ジェンダーギャップ指数」では、2019年に過去最低の世界121位(G7で最下位)を記録しました。
声を大きくするために、今こそ「#手を取り合おう」
そこで、2020年の国際女性デーは、テレビや新聞、ウェブメディアの枠組みを超えて、連帯します。
ハフポスト日本版はこれまでも、性別に関係なく自由に選択でき、誰もが思うように生きられる社会を目指し、「#わたしを勝手に決めないで」や「LADIES BE OPEN」などでジェンダーをめぐる取材を続け、発信してきました。
ハフポスト以外のメディアも、それぞれが記事や番組で発信してきました。目指すゴールは同じ、誰もが生きやすい社会になるようにーー。
普段は競合相手であるメディアが、会社の枠を超えて手を取り合うことで、少しでも声を大きく広げていきたい…。
そんな願いを込めて、ハフポスト日本版では3月8日までの1週間、Twitterやfacebookの公式アカウントで、「#メディアもつながる」というハッシュタグとともに、ハフポスト以外のメディアの記事も紹介していきす。
国際女性デーに合わせて企画を展開するメディア
<新聞>
朝日新聞「Dear Girls」、毎日新聞「声をつないで」、北海道新聞、神奈川新聞、徳島新聞、南日本新聞、琉球新報<テレビ>
<ウェブメディア>
ハフポスト日本版、Abema TV、Buzzfeed Japan、 Business Insider Japan
(2020年3月1日現在)
ここから、シスターフッドを広げたい…
連携が始まった3月1日正午、各社のTwitter公式アカウントが一斉に同じステートメントを掲出しました。
ここから、シスターフッドが広がりますように…。
メディア以外のみなさんも、ぜひハッシュタグ「#手を取り合おう」や「#メディアもつながる」で、感想やご意見をいただけると嬉しいです。