新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受け、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは2月29日から3月15日まで臨時休園となる。運営会社のオリエンタルランドが2月28日、ハフポスト日本版の取材で明らかにした。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが休園するのは、2019年10月、台風19号の影響を受けた措置として実施されて以来。この時は10月12日と13日の2日間(13日は昼頃まで)の休園だった。
同社の広報担当者はハフポストの取材に、休園の判断に至った理由について、「政府からの全国的なスポーツ、文化イベント等については今後2週間にわたり中止・延期又は規模縮小等の対応を要請するという発表を受け、決定したものです」とコメント。
すでにチケットを予約販売などで所持している来園者については、チケット代などを払い戻すなどの対応を取るという。
運営の再開は3月16日を予定しているが、今後の状況を考慮して判断するという。
東京ディズニーリゾートが10日間以上にわたって休園するのは、東日本大震災があった2011年以来初めてとなる。当時は、震災発生翌日の2011年3月12日から4月14日まで休園となった。
東京ディズニーランドでは、2020年4月15日に新エリアとなる『ニューファンタジーランド』がオープン予定となっていて、注目が集まっていた。
新型コロナウイルスのテーマパークへの影響をめぐっては、東京都多摩市のテーマパーク『サンリオピューロランド』が、感染拡大を防ぐため2月22日から3月12日まで臨時休館している。