新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で観光客が減り、需要が少なくなっていることなどを受け、石屋製菓(札幌市)が北海道土産として人気の高い「白い恋人」の製造を30日間停止することが2月21日、分かった。北海道新聞や共同通信が報じた。
共同通信によると、機械をメンテナンスする目的もあるが、観光客減少で品薄にはならないと判断したという。同社は共同通信の取材に「メンテナンスが主目的だが、ニーズ減少の影響もある」とコメント。停止中は例年10月前後に行うメンテナンスも行うという。
同社のHPによると、白い恋人は40年以上販売されている人気商品。
同社の発表や報道によると、期間は2月20日~3月15日と3月23~27日の計30日間。札幌工場は観光施設「白い恋人パーク」を兼ねており、停止期間中は工場見学ができるファクトリーコースの入館料600円を無料にする。