東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会は2月12日、観戦チケットの窓口販売の概要とスケジュールを発表した。
販売は4月以降で、事前にハガキで抽選に申し込み、当選した人が後日窓口で購入できるしくみだ。申し込み方法などを詳しく紹介する。
オリンピックの観戦チケット、ハガキ抽選の申し込み方法は?
オリンピックの観戦チケットのハガキ抽選申し込みは、2月12日から始まっている。日本国内に在住する人が対象だ。
ハガキに氏名や住所など必要事項を明記し、3月12日必着で観戦チケット事務局宛に郵送する。
当選した人には、4月上旬、整理番号が記された当選通知(整理券)が届く。
それを持って、販売期間内に窓口販売が行われる東京2020チケットセンター有楽町に行けば先着順でチケットを購入できる。
窓口での販売期間は【4月28日から5月7日まで】となっている。
『ハガキの記載する事項と送り先』
1.整理券を申し込む大会
例:オリンピック※1枚のハガキでオリンピックとパラリンピックの両方の申し込みは不可
2.氏名
漢字とカナで書く(外国人の場合はアルファベット)
例:東京 太郎 トウキョウ タロウ
3.住所
郵便番号から記入し、建物名・部屋番号なども明記する
例:〒100-0005
東京都千代田区丸の内3丁目8-3 スクエアマンション 202号室
4.電話番号
連絡の取れる電話番号を記入
5.生年月日
西暦で記入
【宛先】
〒119-0152
東京2020大会 観戦チケット 整理券事務局 行
パラリンピックの観戦チケット、ハガキ抽選の申し込みは?
パラリンピックの観戦チケットのハガキ抽選申し込み期間は、【3月13日から4月5日(必着)】で、窓口での販売期間は【5月22日から5月28日まで】となっている。
こちらも、日本国内在住者が対象。
オリンピックの場合と同様、ハガキによる抽選申し込みに当選すれば、先着順で購入する権利が得られる。
当選者には5月上旬に整理番号の入った当選通知(整理券)が届く予定で、購入窓口は東京2020チケットセンター有楽町だ。
窓口購入の上限枚数は?
今回のハガキでの抽選申し込みで当選するのは、オリンピックが5000枚、パラリンピックが3000枚で、1人が購入できるのは1セッションのみ。
購入の上限は開会式・閉会式が2枚、そのほかの各競技は4枚となっている。
窓口でチケットを購入できるのは、当選者本人に限られるため、代理での購入はできないので注意が必要だ。
大会組織委員会によると、先行窓口販売終了後は、5月中旬から公式販売サイトでのネット販売と都内2か所での先着順での窓口販売が順次行われる予定だ。