白血病の化学療法を終えた6歳の少年が登校。クラスメートや教師が拍手で出迎える(動画)

「こちらまで幸せになる」「頑張った人を素直に称える文化良い」と、少年を祝福する人々の姿に称賛が集まっている。
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登校したジョン・オリバー君の動画
Facebook/JOstrong

3年間に渡る白血病の治療を経て、小学校に登校した6歳の少年を、クラスメートや教師たちがスタンディングオベーションで出迎えた。

その様子を撮影した動画を母親のメーガン・ジッペイさんが1月12日、Facebookのグループに投稿。ネットに拡散して感動を呼んでいる。

CNNによると、この少年はアメリカ・オハイオ州のジョン・オリバー・ジッペイ君だ。

3歳のときに急性リンパ性白血病と診断されて以来、闘病生活を続け、小学校を休みがちだった。2019年末に最終段階の化学療法を受けたことで、再び学校に登校できるようになった。

地元テレビ局FOX8によると、父親のジョン・ジッペイさんは「彼は元気です!はい、よくなってきました。長年にわたるステロイドの投与の副作用で、脚の痛みはありますが、よくやっています」と話した。

パトリック・ガノン校長は「彼が授業に出られないこともあったのは辛い事でしたが、クラスメートたちは彼が戻ってくるのを見て、とても幸せでした」と話したという。 

ネット上では「こちらまで幸せになる」「自分も癌のサバイバーなので、この儀式は泣ける」「頑張った人を素直に称える文化良い」など、病気と闘った少年を祝福する行為に称賛が集まっている。