2019年に大ブームとなった食べ物といえば、「タピオカ」。
専門店の出店が相次ぎ、2億杯分が売れたとも言われた。SNSにはタピオカミルクティーが溢れ、若者の間で使われた「タピる」という新語は流行語にも選ばれた。
あちこちに長蛇の列を作ったタピオカミルクティーは、今やファミレスやファストフード店でも手に取れるようになり、ブームは落ち着いたかに見える。
では2020年に流行するフードは?
SNS上の投稿を分析し、SNS映えするスポットを地図上にマッピングしたサイト「スナップレイス」は1月9日、2020年にSNSで流行しそうな3つの食べ物を発表した。
インスタグラムとTwitterに投稿された情報をもとに、2019年に流行った食べ物の特徴を分析。「カラフル」「雑誌風」「非日常」など7つのキーワードを踏まえ、2020年の流行を予測している。
①「固めのプリン」
プリンといえば、とろりとした食感が特徴的な「なめらかプリン」? いいえ、2020年に流行しそうなのはレトロな可愛らしさがある「固めのプリン」だそうです。
プリンの上にかかるカラメルソースが垂れ落ちる姿は「雑誌風」で、レトロブームも相まってSNSでバズると予想されています。
②「トゥンカロン」
カラフルな見た目が可愛い「トゥンカロン」。マカロンの進化系で、中に挟んだクリームの量が多く、形のバリエーションやデコレーションが豊富なのが特徴です。韓国の人気スイーツですが、2019年には原宿で専門店もオープンしています。
③「チーズボール」
こちらも韓国発のスイーツ「チーズボール」。モチモチの生地の小さなボールの中には、とろとろのチーズがたっぷり入っていて、食べるとチーズが伸びるのが特徴です。味に飽きるという声もあった「チーズタッカルビ」や「チーズハットグ」よりも小さいので、手軽に手に取れそう。
タピオカミルクティーのように手持ちフード写真を投稿したい人とも親和性が高く、「今後、多くの店舗がこだわったデザインのカップにチーズボールを入れて販売し始めると、SNS投稿数は爆増する」と予想されています。