合成麻薬を所持していたとする麻薬取締法違反の容疑で、警視庁組織犯罪対策部が俳優の沢尻エリカ容疑者を逮捕した。NHKなど各社が11月16日に報じ、同日、所属事務所も発表した。
沢尻容疑者の公式サイトなどによると、沢尻容疑者は2001年に芸能界入り。
2004年に森岡利行監督の『問題のない私たち』で映画デビューし、2005年には井筒和幸監督の『パッチギ!』に出演。俳優として高い評価を受け、日本アカデミー賞での新人俳優賞をはじめ、数々の新人賞を総なめにした。
同じころには、『1リットルの涙』(フジテレビ系)でドラマ初主演を飾り、若くしてトップ俳優としての階段を駆け上がった。その後も映画、ドラマを中心に活躍し、数々の話題作に出演。2012年には蜷川実花監督の『ヘルタースケルター』の主演を飾ったほか、2015年には園子温監督の『新宿スワン』にも出演した。
所属事務所のエイベックス・マネジメントは、公式サイトで逮捕の事実を公表し「現在事実関係を確認しております」としている。
この記事には違法薬物についての記載があります。
違法薬物の使用は犯罪である反面、薬物依存症という病気の可能性もあります。
医療機関や相談機関を利用することで回復可能な病気です。
現在依存症で悩む方には、警察以外での相談窓口も多く存在しています。