ドラフト会議で緊張の一瞬。指名された注目選手たちは何を語った?

ロッテが指名した佐々木朗希投手は「ここがスタートライン」。ヤクルトが指名した奥川恭伸投手(星稜)は「どこに行っても頑張っていこうと決めていた」と語りました。
Open Image Modal
ドラフト会議で1位指名した石川・星稜高の奥川恭伸投手との交渉権を獲得したヤクルトの高津臣吾監督(左)
時事通信社

プロ野球ドラフト会議が、10月17日に都内で行われた。

4球団が競合した佐々木朗希投手(大船渡)は、ロッテが交渉権を引き当てた。大船渡高校で様子を見守った佐々木投手は、「ここがスタートライン。期待にこたえられるように、一生懸命頑張っていきたいと思います」と前向きに語った。

巨人、阪神、ヤクルトの3球団による抽選となった奥川恭伸投手(星稜)はヤクルトが交渉権を獲得。ヤクルトの高津臣吾監督は当たりくじを高々と掲げて喜び、巨人の原辰徳監督は苦い表情を見せた。

強張った表情で抽選を見守っていたが、「正直、不安な部分がたくさんあった中で、こうして指名をいただいてホッとしました」と安心した表情を見せた。

「どこに行っても頑張っていこうと決めていた」といい、ヤクルトについても「チームとファンの方が一体となっていて温かみのあるチームという印象があるので、早くチームに溶け込んで、活躍できるように頑張りたい」と語った。

東邦高校の石川昴弥選手も緊張した面持ちで抽選の様子を見守っていたが、地元の中日ドラゴンズが交渉権を獲得すると、思わず笑みをこぼした。

中日の与田剛監督が「すぐに会いにいきます」とラブコールを送れば、石川選手も「地元の球団なので嬉しく思っています」と嬉しそうな表情。「いろんな人から応援される選手になりたい。自分が優勝に貢献できるようにやっていきたい」と意気込んでいた。