フィギュアスケート男子シングル元世界王者で、2018年に4年ぶりの現役復帰を果たし話題となった髙橋大輔さん(33=関大KFSC)。
9月26日、自身の公式サイトでアイスダンスへの転向を突如発表した。
サイトで髙橋さんは「2020年1月から拠点をアメリカに移し、村元哉中選手とアイスダンスを始めることにしました!まさか、アイスダンスに挑戦する日が来るとは!」と驚きと共に報告。
ファンも注目するオリンピックへの出場について「オリンピック目指すのですか?って聞かれそうですが、まだまだそこまで考える余裕はなく、体も作らなくてはいけませんし、やることがいっぱい過ぎて既に足がプルプル言ってます(笑)」と伝えた。
そして「これから始まる挑戦の先にある景色が村元選手と一緒に、そして皆さんと一緒に見られるのであれば、それは素敵ですよね!」と新たな挑戦へ胸躍る様子をつづっていた。
世界一とも称される情熱的なステップの技術が高い評価を得ていた髙橋さんだけに、新たなプログラムへの期待は国内外で高まりそうだ。
ペアを組むのは、平昌オリンピック代表選手の村元哉中さん(26=木下グループ)。
村元さんはクリス・リードさん(30=同)とペアを組んでいた2017-2018シーズン、全日本選手権で3連覇を達成。四大陸選手権では日本勢初となる銅メダルを獲得するなど、アイスダンスでは国内トップ選手として知られている。
インスタで予言?タテ読みが話題に
村元さんと髙橋さんのInstagramでは、この発表を前に意味深長な投稿があったとネット上で話題になった。
村元さんは、9月26日に日付が変わったころ「ステキな映画があれば是非教えてください!」とスケートとは関係なさそうな話題をInstagramに投稿。
また、髙橋さんも午後3時ごろ「もっと、練習せな💦」と投稿。
しかし、文章の最初の文字を「タテ読み」すると、村元さんは「タかはシだいスけと」となり、髙橋さんは「むラもとかなハくむ」と読める。
合わせると「髙橋大輔と村元哉中は組む」という文章になるのだ。
【髙橋大輔さんのコメント全文はこちら】
髙橋大輔からご報告
皆さん、こんにちは。
いつも応援有難うございます。今年度の全日本選手権で、男子シングルとしての競技会出場を最後とすることにいたしました。
応援してくださっている皆様にこの場を借りて感謝いたします。そして、2020年1月から拠点をアメリカに移し、村元哉中選手とアイスダンスを始めることにしました!まさか、アイスダンスに挑戦する日が来るとは!
オリンピック目指すのですか?って聞かれそうですが、まだまだそこまで考える余裕はなく、体も作らなくてはいけませんし、やることがいっぱい過ぎて既に足がプルプル言ってます(笑)
けれど、これから始まる挑戦の先にある景色が村元選手と一緒に、そして皆さんと一緒に見られるのであれば、それは素敵ですよね!
男子シングルの山あり谷ありのジェットコースターみたいな僕のキャリアにお付き合いいただき有難うございました。全日本選手権で競技会でのシングルのスケートは最後です。
そして2020年から新しいジェットコースターへ乗り継ぎますので、引き続きお楽しみいただければと思います!(笑)
これからも応援よろしくお願いいたします!大輔