大韓航空は8月20日、日本と韓国を結ぶ路線を一部が減便・運休になると発表した。
広報担当者は「需要の変動を考慮した」と説明しており、日韓関係の悪化で、日本と韓国の両国の利用者が減ったことが背景にあるとみられる。
対象となるのは、運休が関西空港ー釜山間など6路線、減便が成田ー釜山間など5路線。9月16日から順次始まり、期間を設けている路線は、終了後は例年通りの運行に戻る見通し。
内訳は以下の通り。
■運休
・関空 – 釜山 KE 732/731, KE 760/759(2019年9月16日〜)
・旭川 – 仁川 KE 730/729(2019年9月29日~10月26日)
・小松 – 仁川 KE 776/775(2019年9月29日~11月16日)
・鹿児島 – 仁川 KE 786/785(2019年9月29日~11月16日)
・成田 – 済州 KE 718/717(2019年11月2日〜、日本出発基準)
・関空 – 済州 KE 734/733(2019年11月2日〜、日本出発基準)
■減便
・沖縄 – 仁川 KE 736/735(2019年9月29日~11月16日:週7便→週4便)
・成田 – 釜山 KE 714/713(2019年9月29日~11月16日:週14便→週7便)
・福岡 – 釜山 KE 798/797(2019年9月29日~11月16日:週14便→週7便)
・関空 – 仁川 KE 728/727(2019年10月27日~11月16日:週28便→週21便)
・福岡 – 仁川 KE 746/745(2019年10月27日~11月16日:週28便→週21便)
運休・減便となる便を既に予約した利用者に対しては、料金の払い戻しや、大韓航空の別の便や他社の便への振り替えなどで対応する。別の空港発の便への振り替えとなった場合は、移動にかかる交通費を大韓航空側が負担する。
大韓航空は「該当のフライトをご利用予定のお客様は、大韓航空サービスセンター、またはフライトを予約された旅行代理店までお問い合わせください」と呼びかけている。