バルセロナの市営プールが女性の“トップレス遊泳”を認可へ 差別訴えた団体「平等と自由を得た」

性別に基づく差別は禁止されているにもかかわらず、一部のプールでトップレスの女性たちが差別されているとの苦情を受け、バルセロナ市側が調査を実施していた。
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スペインのバルセロナ市が、市営プールで女性がトップレスの状態で遊泳することを許可する方針を固めた。

8月7日から8日にかけ、現地メディアなどが相次いで報じた

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バルセロナの市営プールのイメージ画像
lanacion.com

CNNによると、マグロンズ・リウレスと呼ばれる団体が、一部のプールで女性がトップレス姿で泳ぐことを拒否されたのは差別だとして、バルセロナ市に苦情を申し立てたのがきっかけ。市側が調査を進めていた。

バルセロナ市は、6月の終わりに調査報告を公表。

それによれば、一部の市営プールでは、女性のトップレス姿での遊泳を許可していなかったことが分かった。

これを受け同市の差別禁止当局は、全ての市営プールに向け、平等な権利を保証し、女性がトップレスで遊泳することを妨げないように指示する書面を送った。

同市の広報官によると、市営プールで遊泳する際に着用するものについては明文化された決まりはないものの、性別に基づく差別は禁止されているという。

「バルセロナは平等で自由だ!」苦情を申し立てた団体は歓喜

加えて広報官は、バルセロナでトップレスで遊泳することは真新しいことではないと強調し、「ほとんどの市営プールでは、女性がトップレスになることはこれまでも完全に普通のことだった」とコメント。

この動きを受け、差別を訴えていた団体は、「バルセロナは平等と自由を手に入れた!」と喜びの言葉をツイートしていた。