石川大我氏が初登院、国会前でレインボーフラッグ掲げる。「虹色の1議席を国会で生かしていきたい」

同じく同性愛を公表している衆院議員、尾辻かな子氏ともに意気込みを語りました。
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初登院した石川大我参院議員(中央)と、ともに登院した尾辻かな子衆院議員(中央右)=2019年8月1日午前、国会正門前
Huffpost japan/Jun Tsuboike

7月の参院選で初当選した新顔議員が8月1日、初めて国会に登院した。この日招集された第199回臨時国会は、議長・副議長の選出など院の構成を決めるにとどめて法案などの審議はせず、5日に閉会する。

同性愛を公表しているオープンリーゲイとして、初めて参院選で当選した立憲民主党の石川大我氏(45)は、性の多様性を示す6色で彩られたレインボーフラッグを片手に国会前へ現れた。

衆院議員で、国内では初めて同性愛を公表して国会議員となった尾辻かな子氏(44)とともに国会正門前で待っていた支援者らと記念撮影した。

石川氏は「やっとこの日を迎えることができました。全国の皆さんにいただいた『同性婚YES』の声を、虹色の1議席を、国会で生かしていきたいと思います」と意気込みを述べた。

尾辻さんは「衆院に私、参院に石川さん、両院にオープンな同性愛者がいるということは、政策を進められる上で大きな力になると思います」と語り、「これは1歩ですから。一緒に歩んでいきましょう」と石川氏と握手を交わした。

同性同士での結婚をめぐっては、立憲民主党、共産党、社民党が2019年6月、同性婚を求める法案(婚姻平等法案)を日本では初めて衆議院に提出した。現在、衆議院で審議中となっている。