吉本興業の岡本昭彦社長が7月22日、複数の所属タレントが反社会勢力の関与するパーティーに出席し、事務所を通さずギャラを受け取っていた「闇営業」問題を受け、都内で記者会見を開いた。
その会見の場で、同日に所属タレントの加藤浩次さんが自身が司会を務める情報番組『スッキリ』で述べた発言について、一部否定した。
加藤さんは同番組で岡本社長について、「会社の社員に対して恫喝みたいなことを言う人だっていうのを、僕も知ってます」と発言。
この発言に対して、岡本社長は記者会見で一部を否定した。
会見場での質問記者とのやりとりは、以下の通り。
記者:「スッキリで加藤浩次さんが岡本社長が若い人にそういうこと(恫喝みたいなこと)をしているのを見たことある。社員にも「お前ら」と言っていると言っていた。恫喝やパワハラをしていたということだと思うが、その事実はあるのでしょうか?」
岡本社長:「えっとー若いというのは、どこを指すかというのはあると思いますが、怒ったりとかっていうことは、ありました。ただ、いまは、今回もありましたから...まあ僕は反省するところだと思います」
記者:「そういうこと(恫喝)をしていたということでしょうか?」
岡本社長:「若い頃は、恫喝ということは思っていませんけれども、強い口調で当時怒ったことはあったと思います」
“恫喝”をしたという事実は思っていないと否定した上で、強い口調で怒ったことについては認め、反省すべきだと述べていた。