れいわ新選組の木村英子さんが当選確実。脳性まひで障害、比例代表「特定枠」で 2人目

「介護保険と障害福祉の統合を阻止して、介護保障制度をよくしていくことです」と出馬表明で語っていた。
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品川駅前で街頭演説をする「れいわ新選組」の木村英子候補(東京都港区、 2019年07月12日撮影)
Jiji Press

7月21日に投開票された参議院選挙で、れいわ新選組から比例代表で立候補していた新人の木村英子さんの当選が確実になったと、朝日新聞共同通信などが報じた。

すでに当選確実となったALS患者の舩後靖彦さんに次いで、れいわから2人が参議院議員になる見通しとなった。

2人とも比例区で、個人の得票に関係なく優先的に当選できる「特定枠」で出馬していた。

木村さんは生後8カ月のころ、歩行器ごと玄関から転落して障害を負い、両足や左手がほとんど動かない。脳性まひも判明した。

小さいころは施設と養護学校ですごしたが、19歳のころ、「地域の中で生活したい」と東京都国立市で自立生活を始めた。

木村さんは出馬会見で、「今日ここにこうしてこれるのは、介護者がいなければ来れなかったことです。しかし今、介護の分野では人出不足が深刻です。私がしたいことは介護保険と障害福祉の統合を阻止して、介護保障制度をよくしていくことです」と表明していた