すでに当選確実となったALS患者の舩後靖彦さんに次いで、れいわから2人が参議院議員になる見通しとなった。
2人とも比例区で、個人の得票に関係なく優先的に当選できる「特定枠」で出馬していた。
木村さんは生後8カ月のころ、歩行器ごと玄関から転落して障害を負い、両足や左手がほとんど動かない。脳性まひも判明した。
小さいころは施設と養護学校ですごしたが、19歳のころ、「地域の中で生活したい」と東京都国立市で自立生活を始めた。
木村さんは出馬会見で、「今日ここにこうしてこれるのは、介護者がいなければ来れなかったことです。しかし今、介護の分野では人出不足が深刻です。私がしたいことは介護保険と障害福祉の統合を阻止して、介護保障制度をよくしていくことです」と表明していた。