牛を神聖な生き物として祀っているインド。
そんな神秘の国で牛に手を出した男に起きた奇妙な事件が現地で話題を呼んでいる。
地元メディアによると、事件は6月25日、インド南部のカルナータカ州にあるアッペナハリ村で起きた。
ガバインダッパという名前の50歳の男はこの日、この村の近くの農家で牛を盗んでいた。農家から2キロメートルほど移動したところで、盗んだ牛に股間を蹴り上げられて、死んでしまったのだ。
男は、この村の東にある地元のティップターやトゥムクルで、牛の密売をしていたとして複数の前科があった。
この日も、同じような手口で盗みをはたらくため、牛を車両に乗せようとしていたという。地元警察が駆けつけると、男は半ズボンにシャツ姿であおむけにひっくり返っていた。
警察の検視の結果、蹴られた箇所以外に目立った外傷はなく、股間にくらった一発で即死したとみられる。