東京ディズニーランドで、2020年春からミニーマウスを主役としたプログラムが期間限定で登場する。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが、6月25日に発表した。
期間限定の新プログラムは、「ベリー・ベリー・ミニー!」と題し、1月10日から3月19日の70日間行われる。
ミニーマウスのファンとみられる人々からは、「ほんとに待ち遠しい」「うれしくて涙が出そう」など、喜びの声が上がった。
『ベリー・ベリー・ミニー』ってどんな内容?観るために重要な情報をまとめてみた
今回発表された、同プログラムのコンテンツは主に2つに分かれる。
まずは、レビューショーの『イッツ・ベリー・ミニー!』。
ラテン音楽やクラブミュージックに合わせ、ミニーマウスとその仲間たちがキュートな歌やダンスを披露する内容だという。
トゥモローランド・エリアの中にある施設「ショーべース」で、1日あたり4、5回公演される予定だ。
もう一方は、パレード形式で行われる『ベリー・ミニー・リミックス』。
来場者を巻き込んだミニパレードで、これまで公演してきたショーの要素を織り交ぜ、懐かしさの中に新しさを表現するという。
鑑賞する日や場所に応じて音楽とダンスが変わる事がポイントだ。
公演回数は1日1回から2回。パレードルートで実施される。
実は東京ディズニーリゾートでは、これまでミニーを主役に据えたショーや企画自体はいくつかあった。
直近では、東京ディズニーランドのアドベンチャーランド・シアターオーリンズで『ミニー・オー・ミニー!』というショーが2018年3月19日まで公演されていた。
プログラムとしてミニーマウスがフィーチャーされるのは、その時以来となる。
歓喜の声もある一方、ディズニーファンからは悲しみや衝撃の反応も。一体なぜ?
ミニーマウスのファンのみならず、注目を集める今回の新プログラムの発表。
その一方で、「現実を受け入れられない」「終わる前に絶対見に行かないと」「信じられない」など、悲しみの声が寄せられている。
その理由は、現在ショーベースで公演されている『ワンマンズドリームⅡ─ザ・マジック・リブズ・オン』の公演終了に関する情報によるものだ。
すでに公式サイトでも、次のように記載がある。
「ワンマンズドリームⅡ─ザ・マジック・リブズ・オン」は2019年12月13日(金)をもって公演を終了いたします。
東京ディズニーランドで高い人気を誇り、多くの支持を得てきたショーだけに、公演終了の情報に対する衝撃は大きいようだ。
現在公演中の『ワンマンズ・ドリームⅡ─ザ・マジック・リブズ・オン』は、2004年7月から同施設で上演されてきたショー。
同ショーは、1988年から95年まで公演された『ワン・マンズ・ドリーム』の内容をリニューアルしたもので、中でも、モノクロの世界からフルカラーへと変わるオープニングは、多くの人の心を惹きつけてきた。
これまで東京ディズニーリゾートで公演されてきたあらゆるショーやパレードを含めても、公演開始から今年で16年目を迎えていた同ショーは“異例のロングラン”だった。
施設のリノベーションや新エリア増設など、刷新を続ける東京ディズニーリゾート。
オリンピックイヤーとなる2020年の始まりは、ミニーマウスが引っ張っていく。