4人組の人気バンド「KANA-BOON」のベース、飯田祐馬さんが6月5日から音信不通になり、家族によって捜索願が提出されていると、所属事務所が14日、公式サイト上で発表した。
2018年9月にデビュー5周年を迎え、1年がかりで5周年企画イベントを開催している最中だった。
公式サイトには「あらゆる手段を講じてコンタクトをとろうとしておりますが、現在まで音信不通の状態が続いております」と書かれており、6月5日の連絡を最後に、行方が分かっていないという。
6月15日には、デビュー5周年企画の最後を彩る「KANA-BOONのOSHI-MEEN!!」を開催する予定だったが、今回の騒動により中止の判断を下した。
5周年企画は、アニバーサリーイヤーの2018年から、5シーズンにわたり、5つのイベントを企画。3月9日までは、全国47都道府県と台湾をまわる「Let’s go 55 ONE-MAAN!!」と銘打ったツアーでファンを盛り上げていた。
6月の企画については、ボーカルの谷口鮪さんがブログで「様々な形で受けた恩がある。そしてその恩を新たな形で返したいという願いから生まれた」と語っており、そうしたメンバーたちの思いを受けてライブではメンバーの“推し”アーティストとの対バンが予定されていた。
所属事務所によると、家族からの情報で6月5日に家を出たところまでは確認できているものの、マネージャーがスケジュール確認のために連絡したところ、音信不通になっていた。
事務所は「メンバーはとても心配しており、ファンに対しても申し訳ないと思っている。近日中にブログなどでコメントを出せたらと考えています」と話している。