「Suicaインターネットサービス」終了すると、どう変わる? JR東日本に聞いてみた

「認知度が低かったことや、読み込むリーダーがないと使えないため、利用者が少なかった」と理由を説明しています。
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JRの公式サイトより

JR東日本が5月28日、「Suicaインターネットサービス」を終了すると発表し、インターネット上が騒然としている。

Suicaインターネットサービスは、パソコンとICカードを呼び込む専用リーダーを使って、Suicaをチャージしたり、ネットショッピングの支払いにSuicaを使用したりできる。駅やコンビニに行かなくても、家などからでもカード式のSuicaにチャージできるサービスだ。

他にも、Suicaの利用履歴や利用明細書の確認もできる。

インターネットサービス上の各機能の終了時期は、次の通り。

Suicaのチャージ:2020年9月

ネット決済:2019年8月〜2020年5月(加盟店に応じて異なる)

Suicaなどの利用履歴、利用明細書:2021年2月

JR東日本の広報担当者は、サービス終了の理由について「認知度が低かったことや、読み込むリーダーがないと使えないため、利用者が少なかった」と説明。「専用リーダーを利用していた方々は、代わりにモバイルSuicaなどを利用してほしい」と呼びかけている。

JR東日本によると、「Suicaインターネットサービス」は終了となるが、Suicaのチャージやネット決済といった機能そのものは、モバイルSuicaなどで利用できる。

一方で、従来のカード式Suicaへの入金は、駅の券売機やコンビニのほか、VIEWカードによるオートチャージを利用するよう呼びかけている。