オーストリアの首都ウィーンの在アメリカ大使館は5月11日、マクドナルドとパートナーシップ協定を結んだと、公式Facebookで発表した。
オーストリア国内でパスポートを紛失するなどしたアメリカ人がいた場合、マクドナルドの従業員が、大使館の領事への接触などを支援する。
在ウィーン米大使館の発表によると、5月15日からすでにオーストリア内のマクドナルド全店でサービスを開始。
アメリカ人がパスポートを紛失したり盗難に遭うなどのトラブルに見舞われた場合、店の従業員が、大使館へ連絡を取るなど、旅行上の支援を提供する。
この発表を巡っては、SNS上で「素晴らしいアイデア!」などと好意的な声があがったが、一方では「スタッフが足りていないということ?」と疑問も投げかけられた。
これについて在ウィーン米大使館は、「我々大使館は十分なスタッフの数が揃っており、必要な際は国民をサポートする準備があります。このパートナーシップは、あくまでも緊急事態にあった際に大使館に連絡するための追加的な手段です」と説明していた。