お笑い芸人のカンニング竹山さんが5月15日、ツイッターを更新し、地域によって特徴付けられた危険な運転、いわゆる『ご当地危険運転』について言及した。
竹山さんは、毎日新聞5月16日の東京朝刊の記事の画像を添付した上で、「メディアでバンバン取り上げれば徐々になくなっていくかもしれない」「ダサいことなんだよ、と丁寧に教えてあげるしかない」とツイートした。
同ツイートへの返信には、「本当に自分勝手な運転はやめてほしい」「地元で生まれ育った人はそれが普通だと思ってやってるし、みんながみんな同じような運転するので教習所もその辺をちゃんと教えてないんじゃないかって気がします」など、様々な意見があがった。
警察も注意呼びかける『ご当地危険運転』
5月8日、園児2人が亡くなった大津での事故を契機に、地域にはびこる危険運転が注目を集めている。
その一例としてあげられるのが、山梨県だ。
山梨県警によれば、山梨県では、「右折車優先」や「歩行者より車が優先」などという″山梨ルール”というもの存在しているという。
3年前の2016年7月6日、山梨県警は公式ツイッターで、【山梨ルール?恥ずかしい!】と題したツイートを投稿。運転者に「悪評高い運転をしていませんか?」「重大な交通事故につながります!」と注意を呼びかけていた。
ツイートでは、以下の点が”山梨ルール”として挙げられていた。
・「右折車優先?」‥交差点で右折車が対向直進車の隙を突いて強引に曲がる
・「歩行者より車が優先?」‥横断歩行者がいても一時停止しない、譲らない
危険運転により相次いでいる重大な事故。
全ての運転者が当てはまる訳ではないだろうが、山梨県警が呼びかけていたように、はびこった地域特有のルールは「恥ずかしい」という感覚を持って、運転者自身が今こそ認識を改める必要があるのかもしれない。