大麻や飲酒で家族に迷惑をかけ、家を追い出された33歳の男が、その腹いせに祖父母の遺灰をトイレに流した。
4月29日、アメリカ・ペンシルベニア州ピッツバーグに住むトーマス・ポーター・ウェルズ容疑者が、器物損壊罪と死体等の遺棄罪で逮捕された。
訴追状やマッキーズポート警察の報告によると、トーマス容疑者は2018年9月、母親が彼の飲酒や大麻を乱用することに文句を言い、仲たがい。
母親のデニス・ポーターさんはトーマス容疑者に「出ていってくれ」と言い、追い出した。
ほどなくして、デニスさんは箱に入れて寝室に祀ってあった亡き母親と父親の遺灰がなくなっていることに気が付いた。
デニスさんは2019年2月初めになって、トーマス容疑者が家を追い出される直前に、祖父母の遺灰をトイレに流したということを親戚から知らされた。
デニスさんは、息子のトーマス容疑者に電話で遺灰について問い詰めたが、トーマス容疑者は当初、遺灰をトイレに流したことを否定した。
しかしその後、トーマス容疑者はデニスさんに「お前が死んだ時も遺灰をトイレに流してやるよ」とメッセージを送ったという。
デニスさんは警察にその旨を通報。トーマス容疑者は逮捕された。
現在は裁判所に必ず出廷するなどの条件付きで、保釈金なしで保釈されている。5月13日に、起訴するかどうかを決める予備審問が行われる予定という。