『ノートルダム』への愛を胸に 仏サッカー1部・パリSG、特別ユニホームでリーグ連覇

背面には、「NOTRE-DAME(ノートルダム)」とプリントされている。
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サッカーのフランス1部リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(パリSG)は4月21日、第33節のASモナコとの試合で、15日の火災によって大きな被害を受けたノートルダム大聖堂への支援の思いを込めた特別仕様のユニフォームを身につけて戦った。

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4月21日の試合で特別仕様のユニホームで試合に出場したパリSGのムバッペ選手
Reuters

ユニホームの前面には、通常のスポンサーのロゴに代わってノートルダム大聖堂の絵柄がプリントされている。

また、背面は選手名に変わって「NOTRE-DAME」とプリントされている。チーム一丸となって街のシンボルに支援の意を表明したかたちだ。

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21日の試合では選手名のところにも「NOTRE-DAME」と刻まれた。ユニホームを着用するネイマール選手
NurPhoto via Getty Images

一方、対戦相手のASモナコも特別仕様のユニホームを着用。前面に小さく、ノートルダム大聖堂があしらわれた。

試合は、フランス代表FWキリアン・ムバッペ選手のハットトリックで、パリSGが3-1で勝利した。

同試合に勝利したことで、パリSGの2年連続のリーグ優勝が確定した

被害を受けた街のシンボルへの思いを背負い臨んだ試合。悲しみに暮れるパリの市民に、優勝という形で希望を届けた。