4月9日から「au Pay」スタート。三太郎の日は26%還元、チャージ10%増額

加盟店の決済手数料は2021年7月31日までの期間限定で0円となります。
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KDDIは、バーコードやQRコードを使ったスマホ決済サービス「au Pay」を4月9日に開始します。加盟店の決済手数料は2021年7月31日までの期間限定で0円とします。

「au Pay」は、「au WALLETアプリ」から利用できるQRコード決済サービスです。同社が従来から提供しているQUICPay+や物理カード決済と同じ「au WALLET残高」を利用できます。

ローソンなど全国のau Pay加盟店で利用でき、今夏を目処に「楽天Pay」や「メルペイ」の加盟店でも使えるようになります。

残高へのチャージは、携帯料金に合算する「auかんたん決済」や「じぶん銀行」連携などを利用できます。

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▲サービス開始時点の決済可能な店舗

毎月3・13・23日は還元率が最大26.5%

還元はau WALLETポイントで実施。還元率は決済毎に0.5%(200円で1円相当)、月499円のauスマートパスプレミアム会員なら1.5%(200円で3円相当)です。

加えて、4月23日より最大26.5%還元となるキャンペーンを実施します。これは、通常のポイント還元に加え、食べログ掲載の対象店舗における決済で還元率を5%増額。さらに「三太郎の日」(毎月3日・13日・23日の『3』のつく日)は、auスマートパスプレミアム会員に限り全店舗で還元率を20%増額します。なお、au STAR会員、一般ユーザーの還元率はそれぞれ最大10.5%、5.5%となります。

(追記:2019/4/4 12:15)3太郎の日のポイント付与は月間5000円相当分が上限。

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▲最大26%還元となるキャンペーンの詳細

あわせて、au WALLETポイントからau WALLET残高にチャージすると、チャージ金額を10%増額するキャンペーンも実施します。期間は4月15日午前10時〜4月30日午後8時まで。

KDDIは、競合のスマホ決済サービス(LINE PayやPayPay)などに比べた強みについて、auユーザーには既に1000億円分のau WALLET残高が貯まっている点を挙げ、au Payの開始を皮切りに、au WALLETの利用を促進したい考えです。

総合すると、LINE Payよりも縛りが多く、”大盤振る舞い感”はやや薄い印象です。とはいえ、auスマートパスプレミアム会員なら、三太郎の日はどの店でも21.5%還元(食べログの対象店舗ならさらに5%還元)。家電量販店でも使えるため、タイミングを測れば還元の恩恵に十分あずかれそうです。なお現時点でauユーザー限定ですが、今後はau以外のユーザーにも解放予定としています。

少額ローンなど金融サービスとも連携

また、au WALLET機能拡充にあわせ、スマホで手続きが完結する1万円から借入可能な少額ローン「au WALLET スマートローン」を4月下旬より提供します。借り入れ金はau WALLET残高に直接チャージして、キャッシュレスですぐに利用可能。利用限度額は最大50万円で、金利手数料は8.0%〜18.0%です。

このほか、auWALLETポイントで投資を手軽に体験できる「ポイント投資」なども展開。今後は保険など、au WALLETと連携する金融サービスを順次拡充する方針です。

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▲KDDIはスマホで完結する金融サービスの拡充を目指す

(2019年4月4日Engadget日本版「『au Pay』始動 三太郎の日は26%還元、チャージ10%増額」より転載)