香川県が作成した薬物乱用防止ポスターが、ネット上で話題だ。うどん県として知られる同県が、讃岐うどんを使って薬物根絶を訴えるユーモアあふれる内容だ。
SNS上で「すてきなコシで薬物を断ろう」をテーマに文言を募集。115件の中から6作品を選び2月下旬にポスターを作成。約200枚のポスターが県内の学校や鉄道の駅で掲示されたという。
「すいたくなったらうどんを吸うよ」「きめるのは、うどん!」「シろい粉なら小麦粉の方がいいよ 」などと刺激的なキャッチフレーズが並ぶ。Twitterでは、このポスターが「そして、うどん中毒に…」「スゲえパワーワード」と拡散している。
県庁健康福祉部の担当者は「3月にピエール瀧被告が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されて以降、SNSで急速に拡散した。正直、ここまでの反響は予想していなかった」と驚きを隠せない様子だった。