水族館の人気者・チンアナゴ 動きがリアル過ぎるガチャガチャが登場し話題に。

動きだけではなく、模様にいたるまで細かく再現されているという。
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ニョキニョキと海の底から姿を表す、水族館の人気者・チンアナゴ。

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チンアナゴが水槽の砂地から首を伸ばしている様子=2017年11月11日、東京都墨田区のすみだ水族館
時事通信社

そのチンアナゴのカプセルトイ(ガチャガチャ)を制作した株式会社いきもんの公式Twitterに投稿されたサンプル動画が、3月26日正午の時点で40万回再生されるなど、話題となっている。

投稿された動画では、カプセルトイのサンプルは、側面のつまみを回すと4つの異なったチンアナゴが連動して動く仕組みになっている。ネット上では「絶対に欲しい」「可愛い」などの声が上がった。

動きだけでなく、チンアナゴの模様も細かく再現しているという。

このチンアナゴのカプセルトイは、フィギュア作家として数多くの生き物フィギュアを手がける田辺高憲さん(はにわや工房)が2017年7月に個人で制作したもので、それを株式会社いきもんが商品化した。

田辺さんはハフポスト日本版の取材で、制作した意図について「チンアナゴは生き物として非常に面白いので、昔から作りたいと思っていた。固定された商品はすでにありますが、可動式で連動して動くのが特徴です」と語った。

商品化や入手方法について、株式会社いきもんの広報・長澤志麻さんに聞いた。

━━なぜカプセルトイとして商品化することになったのでしょうか?

チンアナゴは、水族館の数多くの生き物のなかでもとりわけ人気です。特に、穴から飛び出る動きに着目しました。これを商品化したら面白いと考えました。

━━商品化するにはどれくらいの時間を要するのでしょう?

ものにもよりますが、ガチャガチャにするのは半年から1年、長くて2年かかるものもあります。チンアナゴに関しても、1年以上の年月を制作にかけています。

━━いつから、どこで手に入れることが出来ますか?

7月頃の販売を予定しています。これから営業をかけていくので確定ではありませんが、各地の水族館をはじめ、全国のカプセルトイ自販機に設置を予定しています。

 

カプセルトイは、チンアナゴ、ゼブラアナゴ、テーラーズガーデンイール、ニシキアナゴの4種をモチーフにしており、対象は15歳以上としている。