大相撲の元横綱・花田光司さんが、お笑い芸人・鉄拳さんと共同で絵本を制作した。3月20日、日本テレビ系列で放送された「ザ・発言X〜勝負の1日〜SP」の番組内で発表された。
制作された絵本の題名は『光のテーブル とっても大切なカエルのおはなし』で、「家族の愛」がテーマになっている。
鉄拳さんは公式Twitterで、絵本のイラストを担当したことを報告し、自身が抱いていた貴乃花さんの印象が変わったことに言及した。
制作した絵本を花田さん自ら読み聞かせする動画が、YouTubeで公開されている。
番組では、絵本作家に挑戦するとしてスタジオを沸かせた花田さんだが、実は絵本の制作に携わったのは今回が初めてではない。
2003年の1月場所を最後に惜しまれつつ現役を引退したが、その後5月に絵本を書き下ろしていた。
題名は『小さなバッタのおとこのこ』。
出版元の世界文化社によれば、この作品が花田さんの初の書き下ろしで、30年の人生で感じたことが描かれている。特別付録として「愛する家族たち」も参加した楽しいCDも付いているという。
絵本作家への挑戦は、『第3の人生』だという花田さん。
絵本に登場するキャラクターがバッタからカエルに変わっても、「家族」と「愛」は変わらず伝えたいテーマのようだ。